【パトロールのお仕事 その②】

【パトロールのお仕事 その②】


4月9日 日曜日     天気:雨

昨日はパトロールの巡回の仕事と装備品について書きました。
今日は、スキー場での怪我などについて書きたいと思います。

スキー場での怪我の多くは、
・擦り傷・うちみ・打撲
・骨折
・脱臼・捻挫
・筋、腱、血管の損傷
・刺傷・切傷
・内臓損傷・頭蓋骨損傷 などがあります。
 
怪我の原因としては、
スキーヤー・スノーボーダー同士の接触・衝突事故や
ジャンプの着地ミスなど様々です。
 
怪我人が出た場合、パトロール隊に無線で連絡が入ります。
パトロール小屋にいる待機組が
すぐに対応できるようにスタンバイしています。
 
まず1人が怪我人の元に急いで行き、状況・怪我の具合・怪我人の状態を確認します。
自力で下山できそうにない状態であれば、モービル・もしくはボートを要請し、
応急処置を施します。
 
画像はインターネットよりお借りしました
 
 
 
パトロール隊員からのお願いです。
 
・無茶な滑走はしないこと
楽しいスキー・スノーボード旅行の思い出が痛い思い出となってしまいます。
技量に合った滑走に努めるようにしてください。
 
・絶対に立ち入り禁止の中に入らないこと
最近ニュースでも取り上げられていますコース外滑走による雪崩に巻き込まじれて
死亡する事故、遭難する事故は滑走禁止エリアに入ることによって起こる事故です。
パウダーやBCの楽しさを求め、ロープの下をくぐってコース外エリアに立ち入る方が多く
いらっしゃいますが、とても危険です。もし万が一のことが起こった場合、多くの人に迷惑をかけ、
また、莫大な費用が請求されます。
BCは、きちんとした装備を身に着け、その土地のことに詳しいガイドの人がいる元で一緒に滑走するようにしてください。
 
最後に、
スキー場のルールは必ず守り楽しい思い出を持って帰って欲しいとのことです。

奥志賀高原スキー場で友達・家族・恋人と、安全に楽しく滑って素敵な思い出をお土産にしていただけたらと思います。
まだまだ雪はたくさんありますので、ぜひお休みの日は滑りにきてください♪

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奥志賀高原スキー場 パトロール隊長の小泉さん
ゲレンデでは、危ないものがないか、怪我人はいないかいつも目を光らせているが
キッズパークやコブ作りなどコース整備にも力を注いでいる優しくて頼れる存在。
志賀高原内での遭難救助にも携わっており、奥志賀高原スキー場だけでなく活動の場は広い。
 
 
 

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